弁護士 おがわこんにちは。武蔵小杉、たまプラーザ、二子玉川からほど近い溝の口テラス法律事務所の代表弁護士、小川です。
熟年離婚を考える際、
「離婚後はどこに住めばいいのか」
「今の生活水準を維持できるのか」
といった不安を抱える方は非常に多いです。
実は先日、そうした不安を少しでも解消できればと、弊所の「熟年離婚特設ページ」を作成していた際、担当のウェブデザイナーさんからある質問を受けました。
そのやり取りを通じて、住まいの選び方だけでなく、私自身の「弁護士としてのプロのあり方」についても深く考えさせられる出来事がありました。



今日は、熟年離婚の住まい事情と、そこから見えたプロの流儀についてお話しできればと思います。
熟年離婚の別居先選び―ウェブデザイナーからの意外な質問
熟年離婚特設ページの最後のイラストを作成中、制作を依頼しているウェブデザイナーさんからこんなことを聞かれました。


「熟年離婚では、奥様の別居先は、マンションになることが多いですか、戸建てになることが多いですか?」
私が、「熟年離婚特設ページの最後のイラストは、見てくださった奥様にもっと希望をもっていただける絵にしてほしい」とリテイクをお願いしていたイラストについての質問でした。
熟年離婚の別居先に「マンション」が選ばれる3つの理由


「この辺では、やはりマンションに別居される方が多いですね…」
私はそう答えました。
婚姻期間の長いご夫婦の離婚、いわゆる熟年離婚ではマンションなどの集合住宅に別居されることが多いというのが弊所での印象です。
その要因として考えられる理由が大きく分けて3つあります。
溝の口・武蔵小杉エリアの物件事情
その一番大きな理由は、「物件数」と言えます。
(もちろん地域によって異なることもあると思いますが)弊所にお問い合わせを頂けることが多い溝の口駅、武蔵小杉駅、たまプラーザ駅・二子玉川駅周辺のエリアでは、そもそも戸建ての賃貸用物件が多くないことにあるでしょう。
子供の独立と広さ・家賃のバランス
また、広さと家賃のバランスも重要でしょう。
一般的に集合住宅より戸建ての方が、専有面積が広く家賃も高めなことが多いと思いますが、いわゆる熟年離婚の場合、既に子供さんが独立されていたり、同居されていても遠くない時期の独立が予想されているケースが大半です。



上記のご事情から、そんなに広い家が必要ないという理由もあると思います。
モラハラ対策としてのオートロックとセキュリティ
さらに重視すべきは安全面です。
熟年離婚に多いモラハラ夫が転居先に押しかける等の事態も予想されますので、オートロックがあったり、入居している部屋の特定が簡単でないマンションの方が安心ができるという点でも、熟年離婚の引っ越し先として優れていると考えられます。
細部へのこだわりが結果を変える―弁護士とデザイナーの共通点


「ああ、そうですよね。やはり別居先の自由な生活が現実的にイメージできる方が良いと思いますので、最後のイラストも戸建てでなく、マンションのベランダにしますね。」
とウェブデザイナーさんは言いました。
私は、これを聞いて驚きました。
熟年離婚特設ページに10数枚あるイラストのうち、お客様が見るかもわからない1枚のイラストにここまで思いを巡らせるのか、そう思ったからです。
1枚のイラストに込められた「プロの誇り」
私は、ウェブデザイナーさんからプロのデザイナーとしての技術と誇りを感じた気がしました。
一つのイラストを描くとき、それが10数枚のイラストのうち1枚であっても、ただ何となくではなく、そのデザインにする意味まで遡って作ります。



そのイラストの本当の主役であるご相談者様のことを考える作業の工程は、プロの技術が無ければ辿り着けず、またプロの誇りが無ければ怠ってしまうからです。
イラスト、配色、文字のレイアウト、そんな一つ一つを見れば、いくらでも手を抜けてしまうものを丁寧に丁寧に作り込み、作品にプロの誇りを吹き込んでいきます。
1枚のイラストだけを見れば、それのみでお客様の心を動かすことはないかもしれませんが、その積み重ねが、離婚にためらいのあるお客様が相談だけでもと勇気を振り絞ってくださり、自由への一歩を踏み出すきっかけになることがあるのではないかと思えたからです。
裁判の結果を変えるためにー 弁護士の「見えない準備」


私自身、事件を解決するなかで、たとえば、ある書面を書くか書かないか、その内容にどこまでの事情を盛り込むか、構成はどのような順序にするかを考えるとき同じように思考を巡らせてきました。
忙しい裁判官に気持ちよく読んでもらえ、当方の主張への理解にほんの少しでも、たとえ無意識にでもプラスになるよう、何度も言い回しを修正したり、少しでも文字数を減らして読みやすくする作業も毎回怠っていません。
「この事件の結論は決まっているはずだ」
「そんなに細かい記載をどうするかで裁判官の考えは変わらない」
そんな指摘も耳にしました。
実際、どれだけ時間をかけ緻密な戦略を練り上げ、資料や書面を丁寧に作成しても、大きな形勢には逆らえないことがあるのは否定できません。
しかし、積み重ねた努力が功を奏したのではないかと感じることも多くありました。
振り返れば、積み重ねた努力が実を結んだ瞬間が鮮明に思い出されます。
粘り抜いて物損額を大幅に増額できた、新人時代の交通事故事件。
奥様の境遇を熱弁し、算定表の2倍以上の額で合意を得た婚姻費用分担調停。
そして、他の弁護士に「無理だ」と言われた争点を、徹底的な調査で認めさせた離婚調停。
こうした成果は、移動中でもジムのプールでも戦略を考え続け、さらには「てにをは」や接続詞にまで拘って文書の校正を繰り返した成果ではないか、そう感じることが確かにあるのです。
熟年離婚を任せるべき「本物のプロ」の弁護士とは


昔、「あのお客さんは~という職業のくせに、専門家の私に対して偉そうにして」等と口走った無礼で残念な専門職の人がいました。
その人は、もうずっと仕事の勉強もせず、難しい仕事は他人任せにし、自身で受け持った仕事の不出来から度々お客様とトラブルを起こしている人でした。



プロの誇りとは、その職業に就いていることを誇らしく思うことではないと私は思います。
ましてや、他の職業を小馬鹿にすることであるはずがありません。
仕事は社会での役割分担です。
「医師である」、「弁護士である」、「会社経営者である」など自身の肩書を他人にひけらかし、さらには他者の仕事を小馬鹿にするかのような態度をとる者がごく稀にいますが、自分が社会である役割にあることのみをもって誇ることなど何もないはずです。
大事なことは、その役割を全うできているかであって、たとえば、誤った治療で患者の病気を悪化させる医師も、適切な対応ができず勝てたはずの裁判で大負けする弁護士も、放漫経営で会社を倒産させる経営者も、もちろん何一つ偉くありません。
肩書にあぐらをかく専門家と、汗をかく専門家の違い
何より自らの肩書に胡坐をかいている高慢な者に、その役割を全うできる力が宿るはずがありません。
プロの誇りとは、自らの役割を自覚し、その役割を適切に全うできるよう尽力して汗をかけることだと私は思います。
そして、その蓄積が本物のプロを作るのだと思います。
本物のプロを目指して|溝の口テラス法律事務所が目指す解決とサポート
溝の口テラス法律事務所には、「これまでご相談を躊躇っていた」とおっしゃる多くの方々からお問い合わせをいただけています。
それは、きっとウェブデザイナーさんが1枚のイラストにも心血を注ぎ、ご相談者様がアクセスしやすい環境を作ってくれているからなのだろうと思います。



そして、ご依頼いただいた事件の解決後、多くのご依頼者様からとても嬉しい感謝の声をいただけています。
私たち溝の口テラス法律事務所は、これからもご依頼者様にお選びいただき、そしてご満足いただける事務所を、本物のプロを目指して邁進してまります。
- これって弁護士に頼んだほうがいいのかな?
- 相談していいレベルなのかどうかわからない
- どうしたらいいかアドバイスがほしい
このようにお悩みの方も、まずは溝の口テラス法律事務所へお気軽にお問い合わせください。
溝の口以外の、たまプラーザ、武蔵小杉、二子玉川にお住まいの方のご相談実績も豊富です。




