モラハラ被害者はデキる人!モラハラ離婚弁護士の実感

弁護士 おがわ

こんにちは。武蔵小杉、たまプラーザ、二子玉川からほど近い溝の口テラス法律事務所の代表弁護士、小川です。

モラハラを受けていらっしゃる方は、長年のモラハラ被害の影響で自己肯定感がすっかり下がり、「私ができないから、ダメだから…」と自分を責めてしまう方も少なくありません。

しかし決してそうではありません。むしろ、私はその逆が多いと感じています。

今日はモラハラ離婚に携わってきた弁護士の「モラハラ被害者にはできる人が多い」という実感をお伝えできればと思います。

目次

モラハラ被害者の方は実はできる人が多い

これを見たモラハラ被害にあわれている方は、「モラハラ被害者が優秀なんて、そんなはずはない」、「気休めだ」、「自分ができないことは自分が一番よく分かっている」などと思われるかもしれません。

しかし、これは気休めでも嘘でも何でもなく、多数のモラハラ離婚事件を解決してきた弁護士の実感です。

そこで以下では、いったいなぜモラハラ被害者の方はできる人と言えるのかを詳しく解説していきます。

モラハラ被害者の方の特徴

多数のモラハラ離婚事件を解決してきた弁護士小川は、モラハラ被害者の方は次のような特徴を持っている方が多いと感じています。

  • 真面目、素直
  • 失敗を自責的に捉える
  • 我慢強い

なぜ、モラハラ被害者の方が①~③のような特徴を持っておられることが多いのか、その理由は決して難解なものでもないと思います。

真面目で素直、責任感が強く我慢強い

というのも、①真面目で素直でなければ、モラハラ加害者の言いがかりなど真面目に聞いてあげないでしょう。

また②ある失敗について自分に責任がないと思うなら、モラハラ加害者の非難を不当と捉えて反論することが普通ですので、モラハラ被害にはあいにくいでしょう。

さらに③我慢強くなければモラハラ加害者の理不尽な言動に耐えかねて直ぐにモラハラ状況から脱することになるのですから、継続的にされるモラハラの被害者にはなりにくいでしょう。

そして、このような真面目で素直、自分に責任を感じやすい、さらには我慢強いという特徴は、後述のとおり社会では高い評価につながる場面が多いものです。

ですが、これらの特徴がモラハラ被害を受けやすく、また長期化させやすい要因にもなっているのだと私は思います。

モラハラ被害者の方は社会で成功できる

このモラハラ被害者の方の

  • 真面目、素直
  • 失敗を自責的に捉える
  • 我慢強い

という特徴は、社会で必要とされたり成功したりするため、非常に重要で貴重な要素です。

というのも、このような特徴を持っている人は、ものすごい速度で成長し組織や社会に貢献できるからです。

たとえば、

①真面目、素直であれば上司の指導をぐんぐん吸収し仕事を覚えていくことができます。

②失敗を自責的に捉える方であれば、なぜ失敗したのかを真剣に考え次にそのような失敗をしないように努力し、さらに失敗を考察するなかで多くのものを得られます。

③我慢強ければ①②の学習を長期間続け盤石な能力を身につけ、その組織に長く在籍して貢献し続けてくれるでしょう。

これらの特徴は、社会の役に立つだけでなく、目標を達成するためにも有益な能力であり、現実に司法試験、司法試験予備試験、司法書士試験などの難関試験の合格者の多くが備えている特質でもあるのです。

哀れなモラハラ加害者

見方を変えれば、モラハラ加害者(モラハラをしてくる人)のなかには、通常はまともに聞いてもらえない難癖をまともに聞いてくれて、これを我が失敗と捉えて真剣に悩み、さらには、そのような理不尽でも耐え続ける忍耐力のある人を狙ってモラハラをしている者も多くいるのではないかと思います。

さらに言えば、典型的なモラハラ行為である、被害者の方の価値を否定するような暴言や、意味不明な理由の就労制限も、モラハラ加害者が、被害者の方の成功できる能力に心のどこかで気づいているからこそ、その能力開花を阻むため行っている側面があるのではないかとすら思うのです。

モラハラ加害者には、「彼らの基準での一流」になれなかったことに強い劣等感を抱えて生きているように見える者が多くいます。

そして多くのモラハラ加害者は、真面目で素直どころか、性格がねじ曲がっており、他責的な思考をします。

そのような者は、人から喜ばれたり、何かを成し遂げられる素質が乏しいと言わざるを得ません。

モラハラ加害者の中には、自身の能力や成功に不安を感じ、それゆえに能力のある人を伴侶として選ぶ傾向がある者もおり、その関係の中で、パートナーの能力や成功を羨ましく思い、複雑な感情を抱くに至ることがあるのではないでしょうか。

そして、そういった状況下で、自尊心を保つために、パートナーを批判したり貶めたりして、モラハラが始まることも実は多くあるのではないかと私は思うのです。

弁護士 おがわ

優秀なパートナーが自分より劣っているという錯覚を作り出し、自身の不安や劣等感を和らげようとする、悲しい無意識の試みなのかもしれませんね。

明るい未来へ踏み出す

もし、これを読んでくださっている方に

  • 真面目、素直
  • 失敗を自責的に捉える
  • 我慢強い

と言う特徴をお持ちと少しでも自覚する方がおられたら、その方は、社会で必要とされ成功する素質を持っているということです。

その才能を、モラハラ加害者に蔑まれ、モラハラ加害者の劣等感を癒すために使っては絶対にいけません。

モラハラ環境は、他人を不幸にしその才能を摘まなければ自身の凡庸な力すら出せないモラハラ加害者のために、社会から望まれるあなたの才能を枯らしてしまう最悪の環境です。

不毛な汚染地帯で咲こうとする必要など全くありません。

ほんの少し勇気を出して踏み出せば、あなたを歓迎して迎えてくれる人達は必ずいて、あなたの才能が開花する場所があるのです。

あなたの一生懸命は、あなたが人から望まれ、あなた自身が輝く場所で発揮するべきなのです。

溝の口テラス法律事務所は、あなたの勇気ある一歩を、いつでもお待ちしています。

  • これって弁護士に頼んだほうがいいのかな?
  • 相談していいレベルなのかどうかわからない
  • どうしたらいいかアドバイスがほしい

このようにお悩みの方も、まずは溝の口テラス法律事務所へお気軽にお問い合わせください。

溝の口以外の、たまプラーザ、武蔵小杉、二子玉川にお住まいの方のご相談実績も豊富です。

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