溝の口テラス法律事務所 代表弁護士
弁護士 小川 豊
2000年 | 都立三鷹高校 卒業 |
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2004年 | 私立成蹊大学 卒業 |
2010年 | 宅建士試験合格 |
2011年 | 行政書士試験合格 司法書士試験合格 |
2012年 | 司法書士事務所 入所 法務大臣認定考査合格 |
2015年 | 司法試験予備試験 合格 |
2018年 | 司法試験合格 |
2019年 | 司法修習修了 都内の不動産・家事事件を主業務 とする法律事務所に勤務 |
所属弁護士会:神奈川県弁護士会
登録番号:59909
修習期:72期
私が弁護士を目指したきっかけ
はじめまして。溝の口テラス法律事務所の代表弁護士、小川豊(おがわゆたか)と申します。
私は、丁寧にお話をお聞きし、専門用語に頼らず分かりやすいご説明をし、いくつもの選択肢の中からご相談者様がベストな選択をできるよう一緒に考えていくことが大事だと思っています。
私を頼ってくださる方のお悩みを解決したい。
そんな思いで弁護士を目指しました。
少し私のことをお話しさせてください。
頼れる人がおらず、心細かった幼少期
私が、誰にも頼れない苦しさを知ったのは子供の頃でした。
私の家族は仲が悪く喧嘩ばかりだったのです。
幼少の私にとって争いばかりの家と一歩外に出れば誰にも守ってもらえない世界は、とても怖いものでした。
それでも子供なりに孤軍奮闘しているうちに自分一人でトラブルを収められるようになり、学生時代に生涯の友人もでき仲間の大切さを実感しながら成長できました。
子供の頃から猫を飼っており猫に詳しかったので親友には猫先生と呼ばれることも。
大学生になり、幼少期の自分のような困っている人を助けられる弁護士になりたいと思い勉強をしましたがロースクールの学費を用意できず諦めざるを得ませんでした。
司法書士の実務の中で感じた弁護士の必要性
それでも、手に職をつけるため猛勉強をして、登記や借金の整理、高齢者の方の財産管理を仕事とする、合格率3%弱であった司法書士試験に合格。
大手事務所に入所し、司法書士として実務をスタートしました。
司法書士の仕事では司法書士としての実務の他に、ご依頼者様から「実は、誰にも話せず困っていることが他にあるのですが相談できませんか?」と離婚や多額の争いなどの、弁護士でないと解決できないお悩みを打ち明けられることが少なくありませんでした。
しかし弁護士を紹介しても「小川さんだから話したけど、知らない弁護士さんなんて何か怖いしねえ」と顔色を変えられることが多かったのです。
この時のご依頼者様のご不安は、幼少期、守ってもらえる人も相談できる人もおらず世界が怖かった自分には痛いほど分かったのですが、弁護士ではなかった私にはどうすることもできず…。
何度も自分の無力さを感じました。
そんなことが続き、もう一度、司法試験に挑戦し、弁護士になろうと決意をしたのです。
2年の猛勉強の末、合格率4%の司法試験予備試験に合格
とはいえ、その道はなかなかに険しいものでした。
司法試験は、2年間ロースクールに通い卒業をしないと受験すらできません。
ロースクールに通わなくても、予備試験という試験に合格すれば司法試験を受験できるという例外的な制度はありました。
しかし、この予備試験は短期間で弁護士になれる試験として優秀な学生さんが殺到し合格率わずか4%弱のかなりの狭き門。
予備試験ルートで弁護士になることが一つのブランドになるほど難易度の高い試験だったのです。
仕事をしていた私はロースクールには行けず、働きながら予備試験を受験せざるを得ませんでした。
周りの人たちには「そんな試験に働きながら受かるなんて無理だよ」とさんざん言われましたが、私はもう自分を頼ってくださった方が残念そうに帰っていく後ろ姿を見たくありませんでした。
受験を決意してからは、定時後、休日、通勤電車でも参考書を開き、歩いている時やお風呂でも法律の録音を聞き続ける勉強漬けの日々。
夢の中でも勉強するほど勉強をしました。
何度も心が折れそうになりながらも、そのたびに自分を奮い立たせ、2年の月日を経てついに予備試験に合格。
難しい事件でも諦めず、粘って依頼者の望む解決へ
弁護士になって初めての事件は、誰もが「もう和解はできない、この事件は長引くだろう」と言うほど難しい離婚調停でした。
ですがご依頼者様の「もう争わず和解をして前を向きたい」というご希望のため、相手の弁護士に一対一での討論を申し込み、粘り強く説得したかいもあり、なんとか和解にこぎつけました。
また交通事故事件で、経験豊富な弁護士に「それ以上賠償額の増額は無理だよ」と言われましたが、「自分には落ち度はないのに悔しい」というご依頼者様のお気持ちを晴らせるよう懸命に交渉し大幅な増額ができました。
誰が何と言おうとも、諦めない。
たった一人で何とかトラブルを収めていた幼少期、司法書士だった頃の一生懸命の仕事の姿勢、ご依頼者様のご期待に応えられなかった悔しい気持ち、絶対に弁護士になると決意し勉強し続けた諦めない信念、そのすべてが私の弁護士としての在り方を決めたのだと思います。
依頼者の明るい未来を信じ、解決方法を一緒にお探しします
司法書士だった頃「弁護士はこわい」とよくお聞きしました。
もしかすると言いたいことも聞いてもらえず一方的に難しい話をされるのでは、と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、丁寧にお話をお聞きし、専門用語に頼らず分かりやすいご説明をし、いくつもの選択肢の中からご相談者様がベストな選択をできるよう一緒に考えていくことが大事だと思っています。
なにより自分自身が紆余曲折を経て弁護士になったからこそ、大変なご苦労や難しい問題を抱える方に、より親身に寄り添うことができると自負しています。
どんな悩みにも必ず解決方法があり、乗り越えた先にご依頼者様の幸せがあると信じています。
長文をお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、お気軽にご相談にいらしてください。
事務所名 | 溝の口テラス法律事務所 |
代表弁護士 | 小川 豊 (神奈川県弁護士会) |
所在地 | 〒213-0011 神奈川県川崎市高津区久本一丁目6番8号 |
電話 | 044-400-2083 |
FAX | 044-330-1361 |
営業時間 | 平日 10:00〜21:00 土曜 10:00〜17:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
JR南武線「武蔵溝ノ口」徒歩3分、東急田園都市線/大井町線「溝の口」徒歩4分と駅にほど近い位置に事務所があるため、アクセスがスムーズです。
JR南武線「登戸」駅から当事務所まで約10分、 武蔵小杉駅から約12分、たまプラーザ駅から約10分、二子玉川駅から約7分。神奈川県川崎市の溝の口駅から徒歩4分なので、お気軽にご来所いただけます。